離島を結ぶ海上交通体系の構築
9つの有人離島を町独自の船で結ぶ新たな海上交通体系を構築する。
全国1,741自治体の公約を、人口・財政・交通・医療・観光・老朽化といった地域課題として整理。自分の街を入れて、全国と比べてみてください。
全国のほぼすべての自治体で、選挙公報・本人マニフェスト・施政方針など、公約そのものが分かる公式情報を確認しました。確認が追いついていない自治体だけ「要検証」と表示しています。
都道府県を選ぶと、その県の自治体を一覧できます。気になる自治体を開くと、市長・町長・村長の公約と出典を確認できます。(数字は収録自治体数)
沖縄県
町長 前泊正人 / 公約 6件
この街の特徴 · 全国平均との比較
全国平均 21% に対して 40%(全国比 +19%)
人口減少が最大の課題となる竹富町は、9つの有人離島からなり、生活利便性の低さや雇用機会の少なさから若者の流出が続く。この町で2期目を担うのが前泊正人町長だ。西表島など八重山出身で、竹富町役場の水道課や防災危機管理課、教育委員会で勤務した自治体職員出身で、2022年に初当選した。掲げる公約の柱は、町独自の船で離島を結ぶ海上交通体系、各島への住宅整備、波照間空港の滑走路延伸、波照間島への高校誘致である。
Profile市長の横顔
Pledges公約 6件
選挙公報・本人マニフェスト・施政方針などの一次情報で確認。各項目の「出典を見る」から原文を確認できます。
9つの有人離島を町独自の船で結ぶ新たな海上交通体系を構築する。
波照間島に高校を誘致し島の教育環境を整える。
各離島への住宅整備を進めて人口減少対策とする。
波照間空港の滑走路を800メートルから1,200〜1,500メートルへ延伸する。
観光客と地元住民の共存に向けて訪問税の導入に注力する。
地域防災計画で、観光施設・宿泊施設等における観光客や外国人等の避難誘導体制、津波避難場所・ルート標識、滞留旅客の待機施設確保を掲げている。
Council議会での発言記録
在任中(再選前の任期を含む)に市長が議会で答弁した内容を、テーマ別に要約し議事録の原文引用とあわせて掲載しています。公約の達成度を評価するものではありません。市長が「何について何と語ったか」という事実を示し、判断は読者に委ねます。各会期のリンクから自治体公式の議事録原文を確認できます。
記録のある会期 4 / 市長の答弁 15件
伝統行事支援と訪問税
町長は、祭祀行事を担う協議会や郷友会への支援が必要だとし、訪問税の導入によって島を守るための支援策を政策的に行えると述べた。
伝統行事に係る協議会の皆さんのご支援というところは、もうなくてはならないものだと認識をしております。これからも持続可能な祭祀行事をしていくためにも、何らかの支援が必要だというところは以前からも要望もあり、我々としても検討してきたところでございます。…訪問税の導入に向けてしっかり取り組んでいるところでございます。この導入に当たっては、しっかり島を守っていくために、そういった郷友会の皆さんへの支援もできるものだと、政策的にできるものだと考えております。
航路サーチャージの恒久支援
町長は、国への共通要請でサーチャージ問題への認識が強まったとし、在来線並みの恒久制度にするため国と県へ働きかける考えを示した。
私も同じサーチャージの件を申し上げたところ、実は数日前に議長もいらしていたという話も伺いました。共通での要請というか行動で、やはり国のほうも認識を強くしたということをおっしゃっていました。これは町としてもしっかりと従来から求めている在来線並みの恒久的な制度にするために、私も積極的に国、県に対しても働きかけていきたいと考えております。
ふるさと住民登録制度
町長は、ふるさと住民登録制度が竹富町に合っているとして導入を指示済みであり、郷友会支援や帰省しやすい環境づくりに活用すると述べた。
ふるさと住民登録制度ですが、もう私も、実はこれは我々に一番合致しているのではないかなと思って、この制度の導入についてもう既に指示をしているところでございます。しっかりと、またこれ先ほど申し上げた郷友会の皆さんへの支援にもできますし、しっかりとふるさとに帰ってきやすい環境をつくれるのではないかなと思っております。
伝統行事参加の特別休暇
町長は、職員が地域に戻って伝統行事を支えることを把握しており、担い手育成の観点から特別休暇の創設を前向きに検討すると述べた。
役場の職員がしっかり自分たちの関係するふるさとに戻って行事を支えていることは、私も重々承知をしているところでございます。…これからの伝統行事の継承について、担い手の育成についても、これは何かしらの特別休暇の創設は前向きに検討したいなと考えておりますので、早速議論に入っていきたいと思います。
観光ロープウエー構想
町長は、ロープウエー構想について事業者から提案があったものの、町長だけでは決定できないため、町民の意向を聞きながら導入可能性を考えると述べた。
ロープウエーの構想は、どれぐらい前だったかな、2~3か月前ですか、ある一事業者からまた提案もございました。…ただこの導入の可能性については、私の一存では決定できませんので、ここは町民の皆さんの意見も伺いながら、またどういった形でその構想が進めていけるのかどうか、これはまず町民の皆さんの意向を伺っていくべきかと私は思っております
農業委員会事務局の強化
町長は、農業委員会を独立させるより先に、職員の疲弊が見られる事務局を拡充し、農業委員と事務局がより深く業務に当たる体制を優先すると述べた。
農業委員会の独立と事務局の強化についてでございますけれども、先日もお答えをしましたとおり、私も大久議員がおっしゃっているところと同感でありまして、まずは事務局の職員の拡充が必要ではないかと思っております。実際に業務をやる上で職員の疲弊も見られますので、そこの拡充を優先的に行っていきたい。
波照間空港滑走路の延長
町長は、波照間島の人口減少や第1次産業の維持を課題とし、定員19名の機体が15名で運用されている現状を踏まえ、滑走路延長やエプロン拡張を県に要望すると述べた。
波照間島の人口減少は何とかしなければならないなと思っているところでございます。そして、サトウキビをはじめとする第1次産業で島が成り立っているところもございます。…今の第一航空も、定員が19名の中で乗れる機体ですけれども、これがもう15名で運用をしている。しっかりと延長することによって、もうちょっと大きい機体が飛ばせないか。
広報配布の効率化
町長は、広報紙と議会だよりが重なる月は郵便局との調整で一緒に配布できないか検討し、集落支援員の活用やデジタル移行で印刷物を減らす方向を示した。
議員おっしゃるように町の広報紙と議会だよりがかぶる月がございますので、そこは合わせて一緒に配布ができないか、これはしっかりまた郵便局のほうとも調整をさせていただきたいなというのが一つと、効率的な配布をしていく、集落支援員がいるところは活用して配布をしていく。
林道の復旧と維持管理
町長は、大富の林道について大雨時の崩落が繰り返されてきたため、森林管理署や林野庁側にも費用負担や舗装方法を求め、道路の維持管理の在り方を協議すると述べた。
大富のその林道でございますけれども、これは大雨のときにもよく崩落というか、崩壊がありました。…復旧はコーラルではなくて、せめて何か、大雨が降ったからまた道が崩れるような施工方法ではない方法でしっかり舗装ができないかというところは申し上げてきましたので、ここは一度、今ボールは向こうのほうに投げております。
高齢者交通支援の島間展開
町長は、西表島で始めた高齢者支援について、公共交通がない島でも同様のサービスをどう実施できるか交通政策の中で検討していると述べた。
高齢者の支援についてもですけれども、今西表島だけでスタートしておりますけれども、ほかの島には公共交通がないということですけれども、私は均衡ある発展を掲げて今町政運営をしています。公共交通がないところはどうしたらそういったサービスができるのか、今、実は交通政策もしっかりと進めておりますので、ほかの島々ほかの地域も同じような形で支援ができるように今取り組んでいるところでございます。
離島医療の機器整備
町長は、町立診療所2か所と県立診療所4か所がある中で、県立診療所のバックアップ機器整備を県に強く要請すると述べた。
今、町立の診療所が2か所と県立が4か所ございますけれども、議員が本当におっしゃるように、どこにいてもしっかりと医療提供が受けられないといけないと思っています。…県立の診療所があそこがなされていないのは、私もいかがなものかと思いますし、今後は町立の2か所ありますけれども、しっかりと県で見てもらいたいというところは要請もしていきたいと思っていますので、併せてそういった機器の整備についても、強く要請をしていきたいと思います。
景観制度と開発手続
町長は、景観条例や審議会などの制度を整合的に見直す必要に触れ、開発事業者には島民の気持ちに寄り添った説明会を行うよう指導してきたと述べた。
準景観条例も含めてですけれども、景観条例、また審議会等も様々な会議体がある中で、ここら辺の制度の在り方をもう一度見直していく、整合性が取れるような規則の在り方、ルール設定もしっかりもう一度議論しなければならないのではないかなと思っております。…この開発の事業者に対しても、この島民の皆さんの気持ちに寄り添った説明会をしていただけるように我々としても指導してきたところでございます。
島の土地と御嶽・史跡の保全
町長は、御嶽や史跡など島のアイデンティティーとなる場所と土地を守るため、町独自条例や上位法を踏まえて早い段階で方策を固める考えを示した。
御嶽や史跡、重要な島のアイデンティティーの場所をどうやって守っていくのか。また、この島の財産である土地をどう守るのかというところでございます。ここも併せて、我々独自の条例、また上位法も踏まえてどういった形でできるのか、これはしっかりとまたいろんな情報も収集しながら、また島の皆さんといろんな意見交換をしながら固めていく、これは早い段階にしなければならないと思っております。
航路運賃の物価高騰対策
町長は、町内各航路に燃料油価格変動調整金が加算されているため、その一部を町が負担する一般会計補正予算を専決処分したと説明した。
町内各航路の船賃に燃料油価格変動調整金が加算されている状況を鑑み、物価高騰による経済的な負担軽減を図ることを目的に、燃料油価格変動調整金の一部を負担するため緊急的に予算措置を講じる必要があり、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により令和7年度竹富町一般会計補正予算(第3号)を専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、議会の承認を求めるものであります。
地域優良賃貸住宅の整備
町長は、特定優良賃貸住宅の供給促進法に基づいて地域優良賃貸住宅を整備・管理するため、竹富町地域優良賃貸住宅条例を制定すると説明した。
本案は、特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律に基づく地域優良賃貸住宅を整備し管理するため、地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき、竹富町地域優良賃貸住宅条例を制定する必要があります。
出典:地方議会の議事録解析(shigikai.47story.jp ↗)。要約は議事録原文をもとに作成し、引用部分は原文ママです。各会期のリンク先は自治体公式の議事録です。
National Comparison全国平均との差
生活基盤が全国平均より多めです。公約数だけでなく、分野の偏りで見ます。
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