上・下水道の継続的な整備と健全運営
第3次美波町総合計画で、上・下水道の継続的な整備・点検を行い、下水道整備区域外では合併処理浄化槽設置整備を推進するとし、1号・2号・3号水路の整備を令和4年度40%から令和9年度100%、下水道加入率を85%から100%にする目標を設定する。
全国1,741自治体の公約を、人口・財政・交通・医療・観光・老朽化といった地域課題として整理。自分の街を入れて、全国と比べてみてください。
全国のほぼすべての自治体で、選挙公報・本人マニフェスト・施政方針など、公約そのものが分かる公式情報を確認しました。確認が追いついていない自治体だけ「要検証」と表示しています。
都道府県を選ぶと、その県の自治体を一覧できます。気になる自治体を開くと、市長・町長・村長の公約と出典を確認できます。(数字は収録自治体数)
徳島県
町長 影治信良 / 公約 6件
この街の特徴 · 全国平均との比較
全国平均 9.2% に対して 25%(全国比 +15.8%)
徳島県南部の海辺にある美波町は、人口約6,500人、高齢化率45%を超える過疎の町だ。一方で県内最多のサテライトオフィスが進出し「にぎやかな過疎」を掲げてきた。この町で2009年から町長を務める影治信良は、美波町総務企画課長を経て就任し、2025年8月に無投票で5選を果たした。掲げる柱は南海トラフ巨大地震への高台整備、移住促進、そして「多様な幸せが感じられるまちづくり」である。
Profile市長の横顔
Pledges公約 6件
選挙公報・本人マニフェスト・施政方針などの一次情報で確認。各項目の「出典を見る」から原文を確認できます。
第3次美波町総合計画で、上・下水道の継続的な整備・点検を行い、下水道整備区域外では合併処理浄化槽設置整備を推進するとし、1号・2号・3号水路の整備を令和4年度40%から令和9年度100%、下水道加入率を85%から100%にする目標を設定する。
第3次美波町総合計画で、町営住宅の保守・修繕・改修と空き家の適正管理・活用を進めるとし、老朽危険空き家・空き建築物の除却数を令和4年度75戸から令和9年度175戸、空き家等管理不全対策アンケート回収率を70%にする目標を設定する。
南海トラフ巨大地震対策として、由岐地区でも高台整備が可能かどうか調べ、取り組む考えを示した。
5選にあたり「多様な幸せが感じられるまちづくりを目指す」とし、安心安全で魅力あるまちづくりの必要性を訴えた。
日和佐のうみがめ博物館カレッタを環境教育に活用する方針を示した。
サテライトオフィス誘致と移住促進を進め、過疎であってもにぎわいのあるまちづくりに取り組む方針を継続する。
Council議会での発言記録
現在の任期(2023-04-23以降)に市長が議会で答弁した内容を、テーマ別に要約し議事録の原文引用とあわせて掲載しています。公約の達成度を評価するものではありません。市長が「何について何と語ったか」という事実を示し、判断は読者に委ねます。各会期のリンクから自治体公式の議事録原文を確認できます。
記録のある会期 5 / 市長の答弁 13件
人口目標と20年後の財政見通し
町長は、現行施策だけで総合計画の人口減少抑制目標を達成するのは厳しいと述べ、直近3か年の人口動態では転入394人、転出504人で社会減が110人だったと説明した。自然減も大きく、出生率向上を含む子育て施策が必要だとの認識を示した。
直近3ヵ年の美波町の人口動態、これは社会増減と自然増減ということで、社会増減は転入転出のことで、自然増減は出生死亡のということになります。これを3ヵ年を合計いたしますと、社会増減では、転入が394人となって、転出が504人で、合計で110人の減少となっております。
高規格道路開通と若者のUターン
町長は、道路整備が進めば徳島まで実距離で40数キロとなり、時速70キロで考えると約40分で通えるようになると述べた。町内に大きな雇用の場が少なくても、美波町に住んで町外へ通勤する選択肢が広がり、社会減の緩和につながる可能性を示した。
これができてしまうと、徳島までが実距離で40数キロでありますから、70キロのスピードでこう考えると、本当に40分ぐらいで行けるようになると、美波町を本当に好きな郷土としてっていう方が住んでとか、それから、一旦出ても戻ってきて、美波町自体に雇用の場っていうのは、大きなところはございませんけれども、そういったことで、通うことができるっていうふうになると、非常に今まで出ていっている社会増減の中のところが少し緩和されるんじゃないかっていうようなところをちょっと感じています。
高台避難地の仮設住宅活用
町長は、整備済み高台を一時避難と復旧までの滞在場所に使い、その後は仮設住宅用地として計画していると述べた。2.4ヘクタールのうち道路等を除く約2ヘクタールに、平屋なら約200戸、2階建てなら約400戸の仮設住宅が入る広さだと説明した。
2.4ヘクタールあるので、だいたい道路等も除いて2ヘクタールぐらいの居住面積というふうになります。平屋の場合は200戸程度、複層階の場合、2階建て。最近の能登なんかは2階建てとかありますけれども、そうなると400戸は入れるぐらいの広さがあるということで、
道の駅の産品確保と施設更新
町長は、道の駅のにぎわいには加工品施設や品ぞろえが重要だが、美波町では果樹農家が少なく出荷者の高齢化も進んでいると説明した。農家訪問、海部郡のJAや商工会への働きかけ、魚類の商品化、国交省管理の駐車場・トイレを含む老朽施設更新を検討すると述べた。
できるだけ海部郡のJAさんとか、それから町の商工会とかっていうところから出資を仰いでますので、そういったところにもアプローチをしながらやっていきたいなと。最後は町外からでも、どんないうんですかね、持ってくるとか、本来はやっぱりほら海っていうのが、美波町って言ったらお魚なので、
物価高騰重点支援交付金への対応
町長は、国が11月21日に物価高騰対応重点支援交付金の拡充を閣議決定したことを受け、内容と時期は未定ながら年内予算化を想定して庁内協議を進めると述べた。早期実施が求められるため、専決予算で対応する可能性にも言及した。
物価高騰対策重点支援交付金では、物価高騰の影響を受けた生活者や事業者を引き続き支援するため、11月21日に重点支援交付金の拡充について閣議決定されています。
津波防災訓練と初動対応訓練
町長は、11月8日に町内一斉の避難訓練を行い、723人が参加したと報告した。自主防災会が避難者数確認を取りまとめ、防災行政無線を用いた通信訓練も行ったと述べた。
11月8日には、町内一斉の避難訓練を行いました。参加者は723人で、実施にあたりましては、自主防災会主体で避難者数の確認などを取りまとめ、報告いただいております。
美波病院の医療人材確保と医療MaaS
町長は、徳島県医療版ワーケーションを活用し、10月は10件8名、11月は13件10名の医師が全国から宿日直業務に来たと報告した。さらに県立海部病院で医療MaaS車両進発式が行われ、美波病院では志和岐地区から運行を始め、安定後に他地区へ広げたいと述べた。
「徳島県医療版ワーケーション実施業務」を活用し、10月は10件8名、11月には13件10名の医師に、東京や大阪など全国各地から来ていただき、宿日直業務をしていただきました。
12月一般会計補正とごみ処理施設復旧
町長は、専決第12号の令和7年度一般会計補正で5286万8000円を追加し、予算総額を84億2833万5000円にしたと説明した。海部郡衛生処理事務組合ごみ処理施設の故障に伴う修繕とごみ搬出の負担金に充てた。
専決処分いたしました専決第12号「令和7年度 美波町一般会計補正予算(第4号)」は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5286万8000円を追加し、総額を84億2833万5000円といたしております。
道の駅老朽化整備計画
町長は、道の駅について老朽化に伴う整備計画を今後立てる段階であり、国のどの予算を活用できるか検討していると答えた。県補助金の適用可能性も、計画作成時に念頭に置いて検討すると述べた。
道の駅につきましては、今後、整備計画を立てていく。それは老朽化に伴うものということになっております。そんな中で、まずは国の予算をどこがいただけるかっていうような、今、検討をしているというところであります
由岐地区の高台整備調査
町長は、由岐地区では居住地の97%が浸水想定区域にあるとして、由岐こども園の浸水区域外移転を含む高台整備の必要性を述べた。地域や関係者の意見、地形、土地利用、財政制約を踏まえ、令和8年度に候補地選定を含む実現可能性調査へ入りたいと答えた。
由岐地区については居住地の97%が浸水想定区域となっております。このためこれまで自主防災会の皆様や町内会の皆様方とともに、ハードソフトの両面から、防災、減災、また事前防災等の取り組みを進めてきたところであります。
水道未普及地域と関係人口施策
町長は、今後4年間の取組として、由岐地区高台整備の可能性調査に加え、谷水に頼る水道未普及地域の解消に向けた財源調査を行うと述べた。さらに人口減少下の持続可能なまちづくりとして、官民連携による関係人口創出プロジェクトを立ち上げたいと説明した。
2つ目については、基本的な生活インフラである水道の未普及地域解消に向けた調査研究を行いたいと思っております。美波町には、上水道や簡易水道が敷設されていない地区が存在をいたしております。
美波病院の医療圏内機能分担
町長は、美波病院を回復期の病院と位置づけ、急性期は県立海部病院や阿南医療センターなど、慢性期は阿南市内の民間病院が担うとする南部医療圏の機能分担を説明した。慢性病棟の検討は病院内だけでなく医療圏内の協議や診療報酬・病院経営への影響を踏まえる必要があると述べた。
美波病院は一応回復期の病院というふうになってます。その上は急性期になって、それはもう海部病院であったり、県立の海部病院であったり、近くては阿南の医療センター、それから日赤あたりがこうなります。
9月補正予算と水道・病院会計
町長は、令和7年度水道事業会計補正で、資本的収入に1000万円、資本的支出に1010万円を追加し、県道バイパス工事に伴う水道管埋設工事費を計上したと説明した。病院事業会計では人件費とX線一般撮影装置の管球等修繕費を追加した。
議案第54号「令和7年度 美波町水道事業会計補正予算(第2号)」は、資本的収入に1000万円を追加し、資本的収入の総額を1億3125万5000円とし、資本的支出に1010万円を追加し、資本的支出の総額を1億6124万3000円とした補正予算であります。
出典:地方議会の議事録解析(shigikai.47story.jp ↗)。要約は議事録原文をもとに作成し、引用部分は原文ママです。各会期のリンク先は自治体公式の議事録です。
National Comparison全国平均との差
安全・防災が全国平均より多めです。公約数だけでなく、分野の偏りで見ます。
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