産業・経済の安定化による就業環境整備
地元企業との連携を強化し、子どもたちが地元で就職したいと思える雇用・産業政策に取り組む。
全国1,741自治体の公約を、人口・財政・交通・医療・観光・老朽化といった地域課題として整理。自分の街を入れて、全国と比べてみてください。
全国のほぼすべての自治体で、選挙公報・本人マニフェスト・施政方針など、公約そのものが分かる公式情報を確認しました。確認が追いついていない自治体だけ「要検証」と表示しています。
都道府県を選ぶと、その県の自治体を一覧できます。気になる自治体を開くと、市長・町長・村長の公約と出典を確認できます。(数字は収録自治体数)
福島県
町長 宮川政夫 / 公約 7件
この街の特徴 · 全国平均との比較
全国平均 19.8% に対して 28.6%(全国比 +8.8%)
福島県南部、人口約1万3千人で65歳以上が3人に1人を占める棚倉町は、自然減・社会減が続く人口減少の町だ。この町で2024年9月に無投票で初当選したのが宮川政夫町長である。棚倉町生まれで駒澤大学経営学部を卒業し、棚倉町議を3期務めた後、2015年から福島県議として県議土木委員長を担い、2024年に辞職して町長選に臨んだ。掲げる柱は定住促進、地元企業と連携した産業・経済の安定化、そして旧棚倉高校跡地の利活用である。
Profile市長の横顔
Pledges公約 7件
選挙公報・本人マニフェスト・施政方針などの一次情報で確認。各項目の「出典を見る」から原文を確認できます。
地元企業との連携を強化し、子どもたちが地元で就職したいと思える雇用・産業政策に取り組む。
町の宿泊・リゾート施設であるルネサンス棚倉の経営改革に取り組む。
町を出た住民が戻れる環境づくりを進め、多世代同居・近居を支援するため住宅取得補助金に町が上乗せする。
公共交通機関の通学費支援を検討し、教員・保健師・保育士等の人材不足に対応する給付型奨学金の創設を検討する。
企業誘致や文教施設・スポーツ施設の建設などの声を踏まえ、町民の意見をもとに利活用の方向性を示す。
公約と同じテーマの市長答弁を対応づけたものです。公約の達成度を評価するものではありません。「公約で何を掲げ、議会で何を語ったか」という事実を並べています。判断は読者に委ねます。
スポーツコミッションの集中期間
町長は、ルネサンス棚倉などをめぐり他の選択肢を排除しないとしつつ、就任二年目でスポーツコミッションが立ち上がり、三年計画で活性化に取り組む段階だと説明した。五年ではなく三年に縮めたのは、背水の陣で臨むという考えからだと述べた。
スポーツコミッションが立ち上がって3年計画で、これから活性化しようという矢先でございますので、あまり、ほかに期待を持たせるようなお話はしないほうがいいかなというふうに思います。議事録原文 ↗
スポーツコミッションによる交流人口拡大
町長は、九月十三日から十四日に東日本高校ソフトテニス大会、十五日にピックルボール体験会を開催し、町内外から参加があったと報告した。十一月九日には杉山愛さんのテニス教室、鈴木隆行さんのサッカー教室、野球・バスケットボール・eスポーツ体験などを含むスポーツフェスタを開催し、交流人口拡大を図ると述べた。
9月13日から14日に東日本高校ソフトテニス大会を、15日には新たな競技種目であるピックルボール体験会を開催し、町内外から多くの方々に参加していただきました。議事録原文 ↗
JR棚倉駅周辺の活性化に取り組む。
東白川町村会を軸とする広域連携を強化する。
Council議会での発言記録
現在の任期(2024-09-09以降)に市長が議会で答弁した内容を、テーマ別に要約し議事録の原文引用とあわせて掲載しています。公約の達成度を評価するものではありません。市長が「何について何と語ったか」という事実を示し、判断は読者に委ねます。各会期のリンクから自治体公式の議事録原文を確認できます。
記録のある会期 5 / 市長の答弁 20件
第7次振興計画と棚倉城築城400年
町長は、令和七年四月に第七次棚倉町振興計画が始まり、十年後の姿を「人と緑と歴史が結び合う幸住空間 躍動 たなぐら」と定めたと説明した。棚倉城築城四百年では記念イベントや十五年ぶりのお濠清掃を通じて町の魅力発信と交流人口拡大へつなげると述べた。
4月から第7次棚倉町振興計画がスタートした年であり、本町が10年後に目指す姿を「人と緑と歴史が結び合う幸住空間 躍動 たなぐら」と定め
学びの多様化学校
町長は、四月に福島県初となる不登校児童生徒に配慮した特別な教育課程を編成する「学びの多様化学校 棚倉中学校分教室」を設置したと報告した。在籍する七名の生徒が学校生活を送っており、子どもの多様性に応じた居場所と学びの保障を進めると述べた。
4月に福島県で初めてとなる不登校児童生徒の実態に配慮した特別な教育課程を編成する「学びの多様化学校 棚倉中学校分教室」を設置いたしました。
物価高交付金の配分
町長は、国交付金の使途は市町村判断であり、棚倉町が全町民に二万円給付すると交付金をほぼ使い切ると説明した。全町民一万円、子ども五千円上乗せに加え、これまで給付できなかった社会福祉関連施設への上乗せ給付へ回す判断をしたと述べた。
全町民に1万円、さらに子供には5,000円の増額、そして、やはり政策的に、今回私のほうとしては、社会福祉関連施設に対しての、これまで給付できなかった部分を上乗せ給付したい
行政区加入世帯と集会施設補助
町長は、行政区加入世帯が令和二年度三千五百八十三世帯から令和六年度三千四百六十一世帯へ減少していると説明した。集会施設修繕補助は対象事業費から十万円を差し引いた額の三分の一、上限三十万円で、令和六年度は三行政区、今年度はエアコン設置・交換も対象に広げ二行政区へ補助したと述べた。
4月1日現在で、令和2年度は3,583世帯、令和3年度は3,558世帯、令和4年度は3,529世帯、令和5年度は3,481世帯、令和6年度は3,461世帯となっております。
テニスの聖地化と利用者減少
町長は、ルネサンス棚倉テニスコートの利用が令和六年度十月末四万三千九百七十八人から令和七年度十月末三万五千六百六十二人へ八千三百十六人減ったと説明した。テニスパーク棚倉も千九百十九人から千七百三十人に減少しており、杉山愛さんの教室や町民向けコート開放などでテニス人口増加に取り組むと述べた。
令和6年度10月末時点では4万3,978人、令和7年度10月末時点では3万5,662人で、昨年度より8,316人の減となっております。
学校給食費無償化への考え方
町長は、給食費は自治体間で競い合う政策ではなく、国が責任を持って全国の子どもに平等に実施すべきだと述べた。棚倉町では低所得者は全額、半分の人は半額、全員に三割を町が負担しており、国の無償化方針に沿って進める考えを示した。
棚倉町は全く補助していないわけではない。低所得者のほうには全額無償であります。あとは半分の方、あとは全員には3割を負担しているわけですから
高齢者安全運転支援装置
町長は、福島県内で高齢者の安全運転支援装置設置補助を行う市町村が十町村あり、多くは六十五歳以上を対象に設置費の五割から九割、上限二万円から五万円を補助していると説明した。現時点で町の補助創設予定はないが、事故防止に有効と認識し、県内事例を調査研究すると述べた。
支援内容については、高齢者が取付け事業者に依頼して自動車に安全運転装置を設置した費用の5割から9割を補助対象割合としており、2万円から5万円の金額を上限額として補助金が交付されております。
棚倉構造線の地域資源化
町長は、棚倉断層帯が茨城県常陸太田市から棚倉町まで約六十キロメートル続く横ずれ断層で、幅約三キロメートルの破砕帯があると説明した。茨城大学の研究で約千六百万年前以降の右横ずれ運動が示されており、観光、物産、教育に活用できる地域資源として連携を探ると述べた。
棚倉断層帯において、約1,600万年前以降に右横ずれ運動が発生していたとのことであり、これが今の日本列島の形づくられた歴史などを解き明かす鍵になっていくのではないかと期待されています。
ごみ集積所整備補助
町長は、地域環境の美化とごみ集積所の適正管理を目的に、令和八年度から各行政区が管理するごみ集積所の設置、更新、修繕費の一部を補助する制度を創設予定だと説明した。補助率や金額は他市町村の制度を参考に検討中だと述べた。
令和8年度から各行政区で管理するごみ集積所の整備に要する費用の一部について、補助制度を創設する予定です。
認知症予防と補聴器購入補助
町長は、地域サロン、認知症カフェ、修明高校での認知症サポーター養成講座、見守り標識利用事業、協力事業者や民生委員による見守りを実施していると説明した。高齢者補聴器購入補助は今年度から始め、十一月末時点で四件補助しており、制度のPRを強めると述べた。
今年度から新たに実施している高齢者の補聴器購入補助において、11月末現在、4件の補助を行っている現状であります。
田楽橋周辺道路と町有地活用
町長は、鹿子山沢目線について令和八年度に測量設計、令和九年度以降に道路拡幅と田楽橋架け替え工事へ進む計画だと説明した。清戸作地内の購入土地は、住宅分譲地、移住定住促進用地、公共施設用地などを含め、庁内で用途を検討中だと述べた。
道路の拡幅工事と田楽橋の架け替え工事の予定につきましては、令和8年度に測量設計、令和9年度以降に工事着手に進められるよう計画をしているところであります。
副町長2人体制を導入しない判断
町長は、副町長二人体制には政策判断や関係団体連携の強化という利点がある一方、財政負担や指揮命令系統の構築が課題だと説明した。現副町長が県補助金獲得や施策調整を担っており、当面は現体制を維持すると述べた。
現副町長は、県から派遣いただいておりますが、私が進めようとしている各種施策の実現に向け、自ら調整に動いて、解決への道筋をつけたり、県などのからの補助金を積極的に獲得するなど
町民意識調査とシビックプライド
町長は、第七次棚倉町振興計画に向け、令和五年六月に十八歳以上町民三千人を無作為抽出してアンケートを実施し、千百四人から回答を得たと説明した。棚倉中学校全生徒にも同内容で調査し三百六十七人が回答しており、郷土愛やシビックプライドを高める経験を幼少期から積み重ねる必要があると述べた。
令和5年6月に第7次棚倉町振興計画の策定に向けて、18歳以上、町民3,000人を無作為抽出したアンケート調査を実施し、1,104人の皆様からの回答をいただいております。
町の情報発信力強化
町長は、町の発信力が弱く、SNSや広報紙に載せるだけで満足している面があると述べた。読んだ側がどう受け止めているかまで捉える必要があり、ホームページやLINE発信の充実を進める考えを示した。
町の発信力がちょっと弱いなという感じを受けております。何かちょっとSNSに載せました、広報紙に載せましたで満足しちゃっているなという感じを受けます。
棚倉城築城400年記念事業
町長は、春のたなぐらSmileフェスタを皮切りに棚倉城築城四百年記念事業を進め、十月二十五日に「上がる城 城熱棚倉城フェスタ」と丹羽長重公の大名行列を実施したと報告した。十一月十五日には奥野善彦氏揮毫の棚倉城跡史跡標識除幕式を行い、町のシンボルとしての愛着を高めると述べた。
10月25日にはメイン事業である「上がる城 城熱棚倉城フェスタ」及び「丹羽長重公の棚倉城御入城大名行列」を実施し、町民をはじめ多くの皆様の記憶に残るイベントが開催できたものと考えております。
こども施策のワンストップ化
町長は、少子化・人口減少を公約の最重点とし、子育てしやすい環境づくりを進めるため、課をまたいでいる子ども関連サービスを一か所に集約すると説明した。ワンストップでサービスを充実させ、不安を抱える保護者をフォローする考えを示した。
課をまたがっていたりとか、こども教育課であったり、保健福祉のほうに、またがっていること、それを1箇所に集中して、ワンストップでサービスを充実させることによって、不安を抱える親御さんたちのフォローをしていきたい
行政組織再編の狙い
町長は、行政効率化、住民利便性、組織間の動きやすさを目的に組織を整理すると述べた。観光と物産のように分かれていた機能をまとめ、住民が従来二か所行っていた手続を一か所で済ませられるようにすることを意識したと説明した。
住民の皆さんも、今まで2箇所行ったところが1箇所で済むとか、そういったことを考慮した上で進めたつもりであります。
スポーツコミッションの集中期間
町長は、ルネサンス棚倉などをめぐり他の選択肢を排除しないとしつつ、就任二年目でスポーツコミッションが立ち上がり、三年計画で活性化に取り組む段階だと説明した。五年ではなく三年に縮めたのは、背水の陣で臨むという考えからだと述べた。
スポーツコミッションが立ち上がって3年計画で、これから活性化しようという矢先でございますので、あまり、ほかに期待を持たせるようなお話はしないほうがいいかなというふうに思います。
スポーツコミッションによる交流人口拡大
町長は、九月十三日から十四日に東日本高校ソフトテニス大会、十五日にピックルボール体験会を開催し、町内外から参加があったと報告した。十一月九日には杉山愛さんのテニス教室、鈴木隆行さんのサッカー教室、野球・バスケットボール・eスポーツ体験などを含むスポーツフェスタを開催し、交流人口拡大を図ると述べた。
9月13日から14日に東日本高校ソフトテニス大会を、15日には新たな競技種目であるピックルボール体験会を開催し、町内外から多くの方々に参加していただきました。
棚倉城400年と駅周辺回遊
町長は、棚倉城築城四百年を記念し、JR東日本水戸支社が磐城棚倉駅外壁を棚倉城イメージで塗装し、十月十日に完成予定だと説明した。県の地域商業環境づくり支援事業を活用したまち歩きレンタサイクル事業にも触れ、町なかの回遊促進を進めると述べた。
棚倉城築城400年を記念し、JR東日本独自の棚倉城のイメージデザインにより実施され、予定どおり10月10日に完成と伺っております。
出典:地方議会の議事録解析(shigikai.47story.jp ↗)。要約は議事録原文をもとに作成し、引用部分は原文ママです。各会期のリンク先は自治体公式の議事録です。
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