積極財政への転換
物価高騰から市民生活を守るとともに、道路整備など必要な施策を集中的に実施する。
全国1,741自治体の公約を、人口・財政・交通・医療・観光・老朽化といった地域課題として整理。自分の街を入れて、全国と比べてみてください。
全国のほぼすべての自治体で、選挙公報・本人マニフェスト・施政方針など、公約そのものが分かる公式情報を確認しました。確認が追いついていない自治体だけ「要検証」と表示しています。
都道府県を選ぶと、その県の自治体を一覧できます。気になる自治体を開くと、市長・町長・村長の公約と出典を確認できます。(数字は収録自治体数)
徳島県
市長 岩佐義弘 / 公約 6件
この街の特徴 · 全国平均との比較
全国平均 8% に対して 20%(全国比 +12%)
徳島県南部の阿南市は、人口減少が19年連続で続き、2025年1月時点で約6万7千人。65歳以上の割合は33.6%と全国平均を上回る。この街で2023年12月に市長に就いたのが岩佐義弘だ。阿南市羽ノ浦に生まれ育ち、JA東とくしま理事や農業委員を経て徳島県議会議員を2期務めた。掲げる柱は「バランスのとれた発展」「積極財政への転換」「命と安全の確保」「人づくり」。市民への現金10万円給付を公約に当選した。
Profile市長の横顔
Pledges公約 6件
選挙公報・本人マニフェスト・施政方針などの一次情報で確認。各項目の「出典を見る」から原文を確認できます。
物価高騰から市民生活を守るとともに、道路整備など必要な施策を集中的に実施する。
阿南市は公共施設等総合管理計画に脱炭素化の推進方針を追記し、建物系公共施設個別施設計画についても各種事業の進捗に伴い基本方針等を一部改訂している。
市街地や中山間地など、それぞれの地域性を踏まえた市内全域での均衡ある発展を目指す。
地域医療・救急体制を整備するとともに、新興感染症や大規模災害発生への備えを強化する。
公約と同じテーマの市長答弁を対応づけたものです。公約の達成度を評価するものではありません。「公約で何を掲げ、議会で何を語ったか」という事実を並べています。判断は読者に委ねます。
自治体間連携(歴史友好都市・災害相互応援)
1月16日に和歌山県高野町と歴史友好都市提携協定を、3月2日に北海道苫小牧市と災害時相互応援協定をそれぞれ締結したと述べた。高野町との交流第1弾として翌月に記念講演会を開催予定であり、苫小牧市との協定に基づき平時から危機管理の知見を共有し防災力向上を図るとした。
去る1月16日、和歌山県高野町において、歴史友好都市提携協定を締結いたしました。…今月2日に、北海道苫小牧市において、災害時の相互応援に関する協定を締結いたしました。議事録原文 ↗
地域公共交通・医療体制確保(南阿波定住自立圏要望活動)
1月22日に南阿波定住自立圏として国・国会議員へ地域公共交通確保に関する5項目の要望を行い、今月は厚生労働省・財務省等へ地域医療存続支援に関する3項目の要望を行ったと述べた。
去る1月22日に、南阿波定住自立圏として初めて、国及び徳島県選出の国会議員に対し、持続可能な地域公共交通の確保維持に関する要望活動を行ってまいりました。…今月18日には、徳島県南部圏域の地域医療の存続支援に関する要望活動を行ってまいりました。議事録原文 ↗
防災・災害対応力向上(事前復興計画・備品整備等)
事前復興計画について2028年度までの成案化を目指す方針を示し、地域未来交付金を活用した福祉車両・簡易トイレ・簡易ベッドの整備や、小中学校体育館への空調設備設置、消防救急デジタル無線装置の更新等を実施するとした。
令和7年度の国の補正予算で示されました地域未来交付金(地域防災緊急整備型)を活用し、本市の令和7年度補正予算(第7号)と令和8年度当初予算計上分を一体的に編成したところであり、これらにより、地域防災力のさらなる向上や避難所での生活環境の改善にしっかりと取り組んでまいります。議事録原文 ↗
子育て世代の経済的負担の軽減、新たなチャレンジのサポート、高齢者をはじめ多様な市民の活動を支援する。
公約と同じテーマの市長答弁を対応づけたものです。公約の達成度を評価するものではありません。「公約で何を掲げ、議会で何を語ったか」という事実を並べています。判断は読者に委ねます。
子育て支援(不育症助成・認定こども園・誰でも通園等)
不育症治療費等の一部助成、富岡地区における認定こども園の令和10年4月開園に向けた補助金計上、こども誰でも通園制度の令和8年4月本格実施、学校給食無償化等の施策について述べた。
令和8年4月から本格実施されるこども誰でも通園制度につきまして、未就園児家庭の孤立防止や育児負担の軽減、子供の育ちと発達を支える早期支援の観点から、円滑に事業を開始できるよう、必要な予算を確保し、事業所及び関係機関と連携しながら実施体制を整備してまいります。議事録原文 ↗
物価・燃料・電気代高騰対策として、市内全世帯に一律10万円、18歳未満の子ども1人につき3万円を給付する。
Council議会での発言記録
現在の任期(2023-04-23以降)に市長が議会で答弁した内容を、テーマ別に要約し議事録の原文引用とあわせて掲載しています。公約の達成度を評価するものではありません。市長が「何について何と語ったか」という事実を示し、判断は読者に委ねます。各会期のリンクから自治体公式の議事録原文を確認できます。
記録のある会期 6 / 市長の答弁 54件
固定資産評価審査委員会委員の選任
岡久正弘委員の任期満了に伴い、同氏を引き続き選任することについて議会の同意を求めた。
第39号議案 固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、岡久正弘委員の任期が本年3月31日をもって満了となることに伴い、引き続き岡久正弘氏を選任いたしたく、議会の同意をお願いするものでございます。
副市長の退任・選任
西田修氏・平井琢二氏の辞任申出を受け、後任として米田勉氏と島田浩寿氏を副市長に選任することについて、それぞれの経歴を示した上で議会の同意を求めた。
退任されます西田副市長、平井副市長の後任でございますが、複雑多様化する政策課題に対し、切れ目なく、迅速かつ円滑に取り組むため、引き続き副市長2名体制を維持することとし、阿南市見能林町南林29番地、米田 勉氏、阿南市柳島町宮ノ前41番地、島田浩寿氏を副市長に選任いたしたく、地方自治法の規定に基づき議会の同意をお願いするものでございます。
人権擁護委員候補者の推薦
任期満了となる5名の人権擁護委員について、4名は引き続き同氏を、岩崎英世氏の後任には古川明美氏をそれぞれ候補者として推薦することへの議会意見を求めた。
勝瀬奈奈子氏、西條敬子氏、中道栄江氏、原 礼子氏の任期が、それぞれ本年6月30日をもちまして満了となりますので、後任候補者といたしまして引き続きその4名の方々を、また、岩崎英世氏の任期が本年6月30日をもちまして満了となりますので、後任候補者といたしまして古川明美氏をそれぞれ推薦することといたしたく、議会の御意見を聞くものでございます。
政策監人事
篠原明広氏の政策監任期が今月末で満了となるにあたり、引き続き同氏を政策監に任命する意向を示した。
同氏には、この2年間、災害対策や道路・河川整備など、私が指定する直轄の特定重要施策の推進に努めていただきましたことから、引き続き同氏を政策監に任命したいと考えておりますので、議員各位におかれましては御理解を賜りたいと存じます。
阿南安芸自動車道(牟岐-海部間)の事業化手続
国土交通省が牟岐海部道路を令和8年度の新規事業候補箇所として事業採択時評価の手続に着手したと発表したことを報告し、この区間の事業化が防災・産業振興等の面で本市にとって重要であると述べた。
四国8の字ネットワークを含む高規格道路網は、つながってこそ最大の効果を発揮するものであり、南海トラフ地震等の大規模自然災害時の迅速な避難や円滑な緊急輸送を支える命の道として、また、物流や人の流れの効率化による産業振興、観光振興など、地域経済を支える活力の道として、この区間の事業化は本市にとっても大変大きな意味を持つものでございます。
三谷川の河川整備計画・特定都市河川指定
徳島県が三谷川河川整備計画の素案を示したことを報告し、市としてこの取組を要望活動の成果と位置付け、河川整備計画策定および特定都市河川指定に協力・後押しする方針を述べた。
本市といたしましては、このたびの徳島県の取組をこれまでの要望活動の成果として受け止め、三谷川流域における安全・安心な暮らしの実現につながる河川整備計画策定及び特定都市河川指定に協力を行い、積極的に後押ししてまいりたいと考えております。
熊本県合志市との姉妹都市提携
合志市から姉妹都市提携の意向が示されたことを報告し、人権教育啓発・防災分野等での交流推進を見据えて、本市初の姉妹都市提携に向けた準備を進める考えを述べた。
本市といたしましても、人権教育啓発や防災分野などにおける交流を相互に連動、推進できるとともに、市民レベルでのお取組への展開も見据えた持続性のある交流へと発展することができるものと考えておりまして、本市にとりまして初めてとなります姉妹都市提携に向けて準備を進めてまいりたいと考えております
5歳児健康診査事業
市長は、新年度より集団健診方式で5歳児健康診査事業を県下8市に先駆けて開始すると述べ、徳島大学病院の医師を中心に複数の専門職が連携する体制を構築し、発達障害の早期発見・早期支援や就学前後の切れ目のない包括的支援体制の整備を進めると述べた。
このたび、徳島大学病院の小児科において、発達障害や心身症などの診療を専門とされてきた医師に御協力をいただけることとなり、県下8市に先駆けて、新年度より、集団健診方式で本事業を開始する運びとなりました。
避難所の確保
市長は、県が新たに公表した被害想定で最大避難者数が3万1,500人に変更され、現行の指定避難所の収容人数との間に約800人分の不足が生じていると述べ、民間施設等との協定拡充や計画見直し、仮設住宅用地の確保を進めていくと述べた。
現在、本市の指定避難所数は139か所、145施設、収容人数は3万706人と計画しており、約800人分の不足が生じております。現在、民間宿泊施設等と避難所等についての協定を締結しておりますが、今後はさらなる拡充を図り、全ての市民の方々が安心・安全な避難所生活が送れるよう、その確保に向け、進めてまいります。
要配慮者合同避難訓練・支援体制
市長は、要配慮者を含む地域合同避難訓練に市として主体的・積極的に協力する考えを示すとともに、個別避難計画の実効性を高めるため民間団体や関係機関と連携したきめ細やかな避難訓練に取り組むと述べた。
今後におきましても、地域や事業者等からの意見や要請を大切にしながら、要配慮者を含めた地域合同避難訓練の実施につきまして、市として主体的かつ積極的に協力し、いざ発災した場合に要配慮者が速やかに避難行動に移れる体制の構築に努めてまいりたいと考えております。
要配慮者利用施設への負担軽減
市長は、法に基づく避難確保計画の作成・訓練実施が義務づけられている要配慮者利用施設に対し、書類のオンライン提出や簡素化など市独自で見直せる範囲での負担軽減に取り組む意向を示した。
今後、本市独自で見直せる書類等につきましては、書類のオンライン提出や簡素化など、事業者等の負担軽減に向けた取組を進めてまいりたいと考えておりますので、議員からも引き続き具体的な提案をいただきますようよろしくお願いいたします。
桑野簡易水道の上水道統合
市長は、桑野簡易水道の市上水道への統合に向けて本年度中に基本協定を締結する方針を示し、令和8年度に新設配水施設の設計、令和9年度から順次工事に着手する予定であると述べた。
本年度に基本協定を締結することとしており、現在、統合に関する基本協定の締結に向け、基本協定書の作成を行っているところであり、内容が整い組合との確認が得られ次第、協定締結へと進めてまいりたいと考えております。
共生社会・社会福祉政策
市長は、令和8年度に介護予防や生きがいづくりをテーマとしたワークショップ・意見交換の場を設けるとともに、得られた意見を高齢者福祉計画・第10期介護保険事業計画および障害者基本計画に反映させる方針を述べた。
介護予防や生きがいづくりをテーマとして、市民や地域、医療・介護関係者、さらには障害のある方やその御家族にも参加していただき、ワークショップや意見交換の場を設け、多様な意見を積極的に伺う取組を令和8年度に実施してまいります。
予算編成・財源確保
市長は、令和8年度一般会計当初予算を374億7,000万円(前年度比1.0%増)と定め、市税収入の確保に向けて新産業創生奨励条例の活用や全国市長会を通じた財政措置の要望、国・県補助金や有利な起債・ふるさと納税の活用などに取り組んでいると述べた。
全国市長会を通じて、教育の無償化、システム標準化に対する運用経費の増額について引き続き財政措置を行うことなど、要望を行ってまいりました結果、地方財政対策において、地方交付税等の一般財源総額については、令和7年度を上回る額を確保していただくなど、一定の成果を得たところでございます。
基金・財政状況(長期債券問題)
市長は、前市長時代に生じた91.3億円の長期債券保有問題について、令和8年1月末時点で評価損が約31.6億円に達していると説明し、第三者調査委員会の答申を踏まえたガバナンス向上や基金一括運用要綱の整備などに取り組んでいると述べた。
本来ならば、市民から見て大切な貯金としてあるはずの91.3億円もの現金が、長期債券での保有により流動性を失っており、また、基金運用面でも約30億円を超えるマイナスの影響を市民に与えるに至り、加えて地方財政を取り巻く状況は依然として厳しい局面にあります。
財政収支改善・地方債管理
市長は、財政調整基金からの繰入額を前年度比38.1%圧縮したこと、および令和8年度末の地方債残高見込みを前年度末比約6億6,840万円減の約351億5,740万円としたことを述べた。また、これらを全庁一丸となった行財政改革を通じた収支改善の成果であると市長自身が述べた。
支出が収入を上回る収支差が現れる財政調整基金からの繰入額につきましても、10億9,850万円と前年度に比べ6億7,610万円の減、率にしましては38.1%の圧縮をしており、貯金依存の状況を大幅に改善しているところであります。
若者の市外流出対策・進路情報提供
市長は、キャリア教育の充実・地元企業を知る機会の創出・将来像モデルの提示・ふるさと意識の醸成という3つの視点から取り組んでいるとし、理工系人材育成事業やこども議会の開催、地元企業PRの機会設置など令和8年度の新たな取組を述べた。
本市といたしましても、この取組をさらに発展、進化させるため、このたびの御提言を踏まえ、地元企業や教育委員会などとの連携を一層強化し、従来の思考にとらわれることなく、阿南市に残ってほしい、阿南市に将来戻ってきてほしいという思いを丁寧に伝える新たな取組をこれからも積極的に検討してまいります。
20代・30代の定住・Uターン促進
市長は、15歳から29歳の転出超過が大きい現状を説明し、Uターン促進に向けた就業支援や企業支援セミナーの開催、子育て環境の充実などに取り組む方針を述べるとともに、若者が主体となった三十歳の集いや座談会などについても他市事例を踏まえ検討すると述べた。
一度市外へ出た方が再び阿南市に戻って暮らすUターン促進に向けた就業支援や少子化時代に人が集まる企業、地域のあり方を考える企業支援セミナーを開催し、誰もが働きたいと思える魅力的な雇用創出に積極的に取り組んでまいります。
物価高騰対応・中小企業金融支援
市長は、地元中小企業との意見交換を踏まえ、令和8年度から経済変動対策資金保証料補給金制度を新設し、借入額の0.1%相当額を最長10年間補助すると述べた。
このような切実なニーズに応え、市内中小企業者等の事業継続と経営の安定化を力強く後押しするため、経済変動対策資金保証料補給金制度を新設をし、令和8年度から実施することとしたところであります。
物価高騰対応・農業・水産業燃油支援
市長は、施設園芸農業者および漁業者を対象に、国・県のセーフティーネット事業に上乗せする形で本市独自の燃料・燃油高騰対策支援を実施すると述べ、令和6年度事業分で施設園芸119名・漁業者99名に支援を行ったと説明した。
農業及び漁業は、地域経済を支える本市の基幹産業であることから、これらの経営が不安定化することは、地域全体の活力低下にも直結するものであると認識をしております。 このため、本市では、燃料・燃油に関する国のセーフティーネット事業及び県の支援制度と連動し、地域産業を守るという観点から、燃料・燃油価格高騰分に対する本市独自の上乗せ支援を実施しているところであります。
図書館整備・「図書のまち阿南」構想
市長は、市民意見募集(184件)・図書館協議会・説明会での意見を踏まえ、那賀川・羽ノ浦図書館について残す機能・見直す機能・新たに導入する機能の三区分で整理し直したと述べ、蔵書貸出しについては読書テラスカウンター方式で実現すると説明した。
那賀川・羽ノ浦図書館の今後の在り方につきましては、これまでの意見募集や図書館協議会や説明会での意見交換を踏まえ、市民の皆様の声や提言を踏まえ、残す機能、見直す機能、新たに導入する機能の3つの観点から整理し、このたび改めて提示いたしたところであります。
学校給食費無償化
市長は、令和7年度に実施した中学校3年生の給食費無償化に加え、令和8年度から小学校給食費の無償化を実施すると述べ、継続的な制度として定着させるべき取組であると説明した。
このため、令和8年度につきましては、小学校給食費無償化を実施してまいります。本施策は、一時的な支援ではなく、子育て世帯を継続的に支える制度として定着させていくべき重要な取組であり、教育の機会均等の観点からも大きな意義があるものでございます。
対話の政治・市民の声の施策反映
市長は、要望会・各種イベント・こども議会・高校生ワークショップ等を通じて得た市民の声が施策の源泉となっており、令和8年度予算においても複数の事業としてカタチになったと述べた。
こうした市民の皆様との対話やそこから得られた生の声は、物価高対応、災害対応力向上、地域産業創生、子育て支援、健康福祉増進、歴史文化・スポーツ振興、脱炭素加速、地域のさらなる活性化などといった、私が推し進める主要な施策の源泉となっております。
行財政改革・財政運営
市長は、新行財政改革推進プランの75重点項目を推進した結果、令和8年度当初予算の財政調整基金繰入金が前年度比6億7,610万円減の10億9,850万円となったと述べ、令和10年度に10億円未満とする数値目標の達成可能性が高まっていると説明した。
これらの結果、令和8年度当初予算の収支差である財政調整基金繰入金は10億9,850万円と前年度よりも6億7,610万円減と大幅に改善するとともに、当初予算編成における財政調整基金の取崩し額を令和10年度に10億円未満とする新行革プランの数値目標の達成も実現可能性が高まっているところであります。
行財政改革プロジェクトチームの提言対応
市長は、若手職員による行財政改革プロジェクトチームから生成AI活用・選挙事務見直し・メンター制度導入等の提言を受け、生成AIチャットボット機能の導入費用を令和8年度予算案に計上するとともに、その他提言についても各部署で検討中であると述べた。
このうち、生成AIに関する提言につきましては、市ホームページ上で市民からの問合せを補助する仕組みとして、生成AIチャットボット機能を追加するための事業費を令和8年度当初予算案に計上いたしました。
令和8年度当初予算編成方針
市長は、人口減少・物価上昇・長期債券保有問題等の課題を抱える中、総合計画と新行財政改革プランを一体的に推進しつつ、外部資金を活用して6つの基本政策に沿った重点的・効果的な予算配分を行ったと述べた。
令和8年度予算では、限りある財源の有効的な活用を通じ、物価高への対応、災害対応力の向上、地域産業の創生、子育て支援、健康福祉の増進、歴史文化・スポーツの振興、脱炭素の加速、地域のさらなる活性化という、今まさに対応するべき各課題への講じるべき施策を強力に展開してまいる所存でございます。
組織機構・人事配置方針
市長は、令和8年度に係制の統合・再編および新たな室(事前復興推進室・次世代交通推進室)の新設を行い、令和9年度に向けては部課の在り方についても抜本的見直しを検討すると述べた。
令和8年度は、まず係の在り方を全面的に見直し、統合、再編を行います。従来の細分化された係制から広範な業務を柔軟に担う体制を目指すことで、業務負担の平準化と職員の自律性を促します。
こども議会・こども会議(仮称)
市長は、昨年開催のこども議会での提言を踏まえ、校則見直し・英語版観光パンフレット作成・防災士資格取得支援・小学校体育館空調設備整備等に取り組んでいると述べ、令和8年度は高校生を対象としたこども会議(仮称)を計画していると説明した。
につきましては、市内在学の高校生を対象とした新たなタウンミーティングを計画しており、若者との意見交換を通じて得られる柔軟な発想や新しい視点を本市施策に取り入れていきたいと考えております。
阿南クリーンセンター解体・跡地利用
市長は、令和8年度に解体工事設計委託業務を発注し、令和9年度から解体工事に着手する予定であり(全体約2年6か月)、現時点の解体工事費概算は約14億円程度と述べた。また、跡地は地元要望を踏まえてグラウンド兼災害時避難場所として整備する計画と説明した。
令和8年度は、解体工事設計委託業務を予定いたしております。令和9年度は、施設の解体工事を予定しており、請負工事の工期は最短で約2年を必要とし、令和9年度当初からの工事発注に関連する入札等の事務を含めた解体工事に係る全体的な期間は約2年6か月程度を要すると見込んでおります。
地域公共交通(公共ライドシェア等)
市長は、交通空白地への公共ライドシェア等の導入に向けて地域公共交通再編計画を策定中であり、官民連携の仕組みづくりが重要と述べ、椿・椿泊地区については再編計画策定後に地域の実情に応じた運行モデルの構築を目指すと説明した。
持続可能な地域公共交通の構築には官民連携の仕組みづくりが最も重要であると認識しております。…椿、椿泊地区においては、再編計画策定後、本計画の再編案をベースとして、議員からの御提案や地元の皆様の様々なお声をお伺いしながら、地域の実情に応じた本市ならではの運行モデルの構築を目指してまいります。
自治体間連携(歴史友好都市・災害相互応援)
1月16日に和歌山県高野町と歴史友好都市提携協定を、3月2日に北海道苫小牧市と災害時相互応援協定をそれぞれ締結したと述べた。高野町との交流第1弾として翌月に記念講演会を開催予定であり、苫小牧市との協定に基づき平時から危機管理の知見を共有し防災力向上を図るとした。
去る1月16日、和歌山県高野町において、歴史友好都市提携協定を締結いたしました。…今月2日に、北海道苫小牧市において、災害時の相互応援に関する協定を締結いたしました。
基金債券問題・ガバナンス再発防止
前市長時代の債券購入により2025年1月末時点で評価損が31.6億円に達していると説明し、第三者調査委員会答申を踏まえて設置した答申対応チームが取りまとめた対応策を本日公開すると述べた。
本年1月末時点で評価損が31.6億円に達しております。このゆゆしき事態を二度と生じさせないため、本市においては、昨年6月の第三者調査委員会答申を踏まえ、翌7月に答申対応チームを設置し、ガバナンス強化と再発防止に向け、具体的な対策を鋭意検討してまいりました。
道の駅「公方の郷なかがわ」改修
民間提案制度に基づき、市が物産館の外壁塗装・内装改修等を、東とくしま農業協同組合が農産物直売所の増築を実施しており、3月中に完成し4月11日に新装開店を予定していると述べた。
これらの改修工事は、本年3月中の完成を予定しており、4月11日の新装開店に向け、鋭意準備を進めているところであります。
阿南光高校・甲子園出場支援
阿南光高校が2年ぶりに春の甲子園出場を決めたことを紹介し、市として応援する意向を示した。また新潟県の日本文理高校が大会直前合宿を本市で行うことに触れ、地域と連携して選手の環境づくりをサポートするとした。
野球のまちを掲げる本市として、しっかりと応援をしてまいりたいと考えております。…桑野地域振興協議会や桑野・山口両婦人会の皆様と連携協力し、選手の皆さんが練習に集中できる環境づくりをサポートしてまいりたいと考えております。
徳島南部自動車道・阿南インターチェンジ開通
本市初のフルインターチェンジとなる阿南インターチェンジが翌月8日に開通すると述べ、今後は徳島津田インターチェンジまでの早期接続および阿南安芸自動車道の整備促進に向け要望活動を続けるとした。
本市にとって初めてのフルインターチェンジとなる高速道路の玄関口、阿南インターチェンジが、来月8日、いよいよ開通を迎えることとなりました。…今後は、徳島津田インターチェンジまでの早期接続、また、南進する阿南安芸自動車道の整備促進に向け、より一層効果的な要望活動となるよう、あらゆる関係者と力を合わせ、一丸となって取り組んでまいる所存であります。
地域公共交通・医療体制確保(南阿波定住自立圏要望活動)
1月22日に南阿波定住自立圏として国・国会議員へ地域公共交通確保に関する5項目の要望を行い、今月は厚生労働省・財務省等へ地域医療存続支援に関する3項目の要望を行ったと述べた。
去る1月22日に、南阿波定住自立圏として初めて、国及び徳島県選出の国会議員に対し、持続可能な地域公共交通の確保維持に関する要望活動を行ってまいりました。…今月18日には、徳島県南部圏域の地域医療の存続支援に関する要望活動を行ってまいりました。
学校再編
加茂谷中学校と阿南第一中学校、新野東小学校と新野小学校をそれぞれ令和8年度末に再編することについて各検討会で合意形成が図られたと述べ、住民説明会を開催した上で通学路安全確保等に取り組むとした。
このたび、加茂谷中学校及び新野東小学校の各学校再編検討会におきまして、令和8年度末をもって、加茂谷中学校は阿南第一中学校と、新野東小学校は新野小学校とそれぞれ再編することについて合意形成が図られました。
物価高騰対応・生活応援商品券事業
国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、5月1日時点の住民基本台帳登録者を対象に1人当たり5,000円分の商品券を配布する阿南市生活応援商品券事業を実施するとし、先議の取り扱いを求めた。
本年5月1日において本市の住民基本台帳に登録されている市民の皆様を対象に、お1人当たり5,000円分の商品券を配布いたします。…先議ということでお取り計らいをいただきますようお願いするものでございます。
令和8年度当初予算編成
令和8年度一般会計当初予算を374億7,000万円(前年度比1.0%増)と編成したと述べ、財政調整基金繰入金および市債をいずれも前年度比で減額し、市債残高見込みも前年度末見込みより減少するとした。
一般会計で374億7,000万円を編成いたしました。これは、前年度当初に比べ1.0%の増となっており、当初予算の額として、昨年に引き続き過去最高の予算額となっております。
防災・災害対応力向上(事前復興計画・備品整備等)
事前復興計画について2028年度までの成案化を目指す方針を示し、地域未来交付金を活用した福祉車両・簡易トイレ・簡易ベッドの整備や、小中学校体育館への空調設備設置、消防救急デジタル無線装置の更新等を実施するとした。
令和7年度の国の補正予算で示されました地域未来交付金(地域防災緊急整備型)を活用し、本市の令和7年度補正予算(第7号)と令和8年度当初予算計上分を一体的に編成したところであり、これらにより、地域防災力のさらなる向上や避難所での生活環境の改善にしっかりと取り組んでまいります。
阿南クリーンセンター解体・跡地活用
旧ごみ焼却施設の解体について、令和8年度に設計業務へ着手し、令和9年度から約2か年の工期で解体工事に取り組む方針を地元協議会に伝えたと述べた。
令和8年度には、解体工事設計業務に着手し、令和9年度からは、解体工事を約2か年の予定工期として取り組んでまいりたいと考えております。
農林水産業支援
耕作放棄地フル活用事業やサル用囲いわな設置、航空レーザ測量による森林整備、椿泊漁港への高度衛生管理型荷さばき所の令和8年5月開業予定等について述べた。
水産分野として、椿泊漁港荷さばき所につきましては、市内で水揚げされた水産物を集約する高度衛生管理型荷さばき所として令和6年より県が建設を進めてきたものであり、本市も県営事業負担金として拠出し、関連工事を含め、建設開始より2年弱の歳月を経て、令和8年5月より開業予定と伺っております。
中小企業支援・エコノミックガーデニング
新たに阿南市中小企業等振興支援補助金制度を創設し、創業支援から事業承継まで多段階的に支援する体系へ再編するとともに、信用保証料補給制度の新設や企業支援セミナーの開催、キャリア教育の推進を行うとした。
本市は、これまで商工業振興策を企業の成長フェーズに応じて展開する体系へと再編し、その中核として、新たに阿南市中小企業等振興支援補助金制度を創設いたします。
子育て支援(不育症助成・認定こども園・誰でも通園等)
不育症治療費等の一部助成、富岡地区における認定こども園の令和10年4月開園に向けた補助金計上、こども誰でも通園制度の令和8年4月本格実施、学校給食無償化等の施策について述べた。
令和8年4月から本格実施されるこども誰でも通園制度につきまして、未就園児家庭の孤立防止や育児負担の軽減、子供の育ちと発達を支える早期支援の観点から、円滑に事業を開始できるよう、必要な予算を確保し、事業所及び関係機関と連携しながら実施体制を整備してまいります。
個別避難計画・ひきこもり支援・手話リンクサービス等
個別避難計画の作成率が2月1日時点で35.2%となったと述べ、新たにステッカー配布キャンペーンを開始するとした。またひきこもりサポート事業の実施と、徳島県内初となる手話リンクサービスの導入を行うとした。
令和7年4月1日時点で19件、0.8%でありました個別避難計画の作成率は、本年2月1日時点で890件、35.2%となっております。…来る3月から、新たに「私のひなん計画作成完了ステッカー」配布キャンペーンを開始いたします。
歴史・文化・スポーツ振興
第41回全国足利氏ゆかりの会総会を10月27日に本市で開催すること、史跡若杉山辰砂採掘遺跡整備の加速、女子野球交流試合の創出、京都大学硬式野球部と連携したリアル野球盤大会の開催等について述べた。
昨年は栃木県さくら市で総会が行われ、その場で次年度総会開催地が本市となることが決まりました。開催日は10月27日となり、翌日は本市の足利氏ゆかりの地の見学などを計画しております。
阿南中央図書館(仮称)建設・読書テラスネットワーク
今年度末に基本設計を完了させ、令和8年度に実施設計・市民会館除却設計、令和9年度に工事着手、令和12年度中の併用開始を予定していると述べた。また那賀川・羽ノ浦両図書館に読書テラスカウンター方式を導入し、市内全域にネットワークを構築するとした。
令和8年度に実施設計と市民会館除却設計を、令和9年度には施工業者を決定するとともに、市民会館の除却工事に着手し、除却後は阿南中央図書館(仮称)の建設工事を開始する計画としており、新図書館の併用開始は令和12年度中を予定しております。
行政DX・市民サービス向上(自動通話録音・粗大ごみ収集等)
庁舎内電話への自動通話録音システム導入、公共施設のLED化推進、粗大ごみ収集受付システムの令和8年度構築・令和9年度試験運用、郵便局へのマイナンバーカード事務委託(県内初)等について述べた。
庁舎内の電話にあらかじめ通話録音のアナウンスをした上で音声を記録する自動通話録音システムを導入する予算を計上いたしました。 このシステムは、近年、深刻化しているカスタマーハラスメントへの抑止効果も期待できるところであり、職員のモチベーション維持や健康管理にも寄与するものと考えております。
那賀川町複合施設整備
多世代交流・行政サービス集約・防災拠点機能を持つ那賀川町複合施設について、令和8年度中に実施設計を取りまとめ、令和9年度工事着手・令和11年度中の供用開始を目指すとした。
令和8年度中に実施設計を取りまとめ、令和9年度の工事着手、令和11年度中の供用開始に向け、着実かつ力強く事業を前へ進めてまいります。
議案提出(条例・補正予算・当初予算等)
専決処分承認1件、条例案13件、補正予算案5件、当初予算案18件、その他2件の計39件および報告2件を提出したと述べ、阿南市危機管理対策基金条例の制定や介護保険条例の一部改正など主要議案の内容を説明した。
今回提出させていただきました案件は、専決処分の承認案1件、条例案13件、補正予算案5件、当初予算案18件、その他の案件2件の計39件及び報告2件であります。
監査委員の選任
議会議員から選任されていた監査委員・幸坂孝則氏の任期満了に伴い、後任として渡部友子氏を選任するため、地方自治法の規定に基づき議会の同意を求めると述べた。
議会議員のうちから選任されておりました監査委員幸坂孝則氏の任期が令和7年11月24日に満了したことに伴い、その後任に渡部友子氏を選任いたしたく、地方自治法の規定に基づき議会の同意をお願いするものでございます。
財産区管理委員の選任
椿泊財産区管理委員に1名の欠員が生じたため、椿泊財産区管理会条例の規定に基づき後任選任への議会同意を求めると述べた。
椿泊財産区管理委員に1名の欠員が生じましたので、その後任を選任いたしたく、椿泊財産区管理会条例の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
徳島南部自動車道の開通
国土交通省四国地方整備局より、徳島南部自動車道小松島南IC-阿南IC間が令和8年3月8日に開通すると発表されたことを報告し、移動時間短縮・物流効率化・災害時緊急輸送能力強化・観光振興・地域経済活性化などの効果が期待されると市長は述べた。また、引き続き同道路および阿南安芸自動車道の整備促進に関係機関と共に取り組むと述べた。
今回の開通により、徳島市方面への移動時間の短縮はもちろん、物流の効率化、災害時の緊急輸送能力の強化など、地域の安全性や利便性が大きく向上することが期待されます。また、観光振興や地域経済の活性化など、今後のまちづくりにおいても大きな効果が見込まれます。
富岡地区・認定こども園の整備
阿南市富岡地区認定こども園整備・運営事業者検討委員会による審査の結果、事業者を社会福祉法人和田島福祉会に決定したことを報告し、令和10年4月1日開園に向けて準備を進めると述べた。
外部有識者を含む阿南市富岡地区認定こども園整備・運営事業者検討委員会において、事業内容、運営体制、教育・保育内容、地域との交流等について、総合的かつ厳正な審査を行った結果、事業者を社会福祉法人和田島福祉会に決定いたしました。
出典:地方議会の議事録解析(shigikai.47story.jp ↗)。要約は議事録原文をもとに作成し、引用部分は原文ママです。各会期のリンク先は自治体公式の議事録です。
National Comparison全国平均との差
財政・施設が全国平均より多めです。公約数だけでなく、分野の偏りで見ます。
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