健康長寿と地域共生社会づくり
特定健診・がん検診の受診率向上や保健指導を継続し、属性を問わない相談支援を行う「重層的支援体制整備事業」を推進して地域共生社会の実現を目指す。
全国1,741自治体の公約を、人口・財政・交通・医療・観光・老朽化といった地域課題として整理。自分の街を入れて、全国と比べてみてください。
全国のほぼすべての自治体で、選挙公報・本人マニフェスト・施政方針など、公約そのものが分かる公式情報を確認しました。確認が追いついていない自治体だけ「要検証」と表示しています。
都道府県を選ぶと、その県の自治体を一覧できます。気になる自治体を開くと、市長・町長・村長の公約と出典を確認できます。(数字は収録自治体数)
宮城県
町長 遠藤釈雄 / 公約 12件
この街の特徴 · 全国平均との比較
全国平均 21% に対して 33.3%(全国比 +12.3%)
宮城県北部・遠田郡の涌谷町は、町国保病院への年約4億円の繰り出しなどから2019年1月に財政非常事態宣言を出し、人口減少と物価高騰のなかで財政再建を迫られてきた。その町政を担うのが遠藤釈雄町長だ。農業に従事しながら消防団分団部長や町農業委員を務め、1995年に町議となって6期、町議会議長を経て2019年に町長へ就いた地元出身の首長である。掲げる柱は、令和元年からの財政再建計画で約11億円の効果を得た財政運営の継続、安心して子どもを産み育てられる子育て支援、防災行政無線の更新を含む防災対策だ。
Profile市長の横顔
Pledges公約 12件
選挙公報・本人マニフェスト・施政方針などの一次情報で確認。各項目の「出典を見る」から原文を確認できます。
特定健診・がん検診の受診率向上や保健指導を継続し、属性を問わない相談支援を行う「重層的支援体制整備事業」を推進して地域共生社会の実現を目指す。
「生きる力」を育む教育の充実、中学生向けイングリッシュ・キャンプ事業、不登校支援の「わくや子どもの心のケアハウス」、ICT支援員配置とタブレット更新によるGIGAスクール推進に取り組む。
6路線32便の町民バスについて、令和6年度策定の「涌谷町地域公共交通計画」に基づきネットワーク再編成やダイヤ見直しを進め、公共交通空白地域などの課題に対応する。
患者数減少と内部留保資金が少ない厳しい環境下で、医療需要の変化に対応した提供体制を整え、地域包括ケアの推進に向け介護・リハビリ・在宅復帰支援など持続可能な医療・介護体制を継続する。
令和元年から取り組んだ財政再建計画で約11億円の効果を得たことを基本としつつ、見直し・実施してきた事業のあり方を継続し、限りある資源を効果的に活用して持続可能なまちづくりを進める。
泥目木線道路整備や大谷地地区の舗装補修、八雲住宅の外壁改修による長寿命化など、老朽化が進む公共施設の適正な維持管理と良質な住宅の安定供給に努める。
令和7年度で満了する第五次総合計画に続く「第六次涌谷町総合計画」と「涌谷町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を見直し、人口減少とまちの衰退を食い止める計画を策定する。
庁内業務の効率化とセキュリティ強化を図り、宮城県の電子申請システム共同調達に参加して住民のオンライン申請を推進し、住民本位の行政サービス向上を実感できるデジタル化を進める。
園芸作物や飼料作物への転換支援・県営ほ場整備・新規就農者育成を進め、商店街活性化ビジョン作成や黄金山工業団地の早期売却による企業誘致・雇用創出に努める。
桜まつり・夏まつりや東北輓馬競技大会・秋の山唄全国大会の継承、日本遺産「みちのくGOLD浪漫」を生かしたツーリズム活性化と誘客により地域の活性化を図る。
妊婦・子ども一人当たり各5万円給付や不妊検査・治療費助成、産後ケアの広域利用、こども家庭センターでの一体的相談対応など、第3期子ども・子育て支援事業計画に基づき支援を進める。
住民参加型の総合防災訓練を継続し、平成24年度から運用してきた防災行政無線を更新して不感地帯を解消するとともに、消防団の小型消防ポンプ積載車の年次更新・装備充実を図る。
Council議会での発言記録
在任中(再選前の任期を含む)に市長が議会で答弁した内容を、テーマ別に要約し議事録の原文引用とあわせて掲載しています。公約の達成度を評価するものではありません。市長が「何について何と語ったか」という事実を示し、判断は読者に委ねます。各会期のリンクから自治体公式の議事録原文を確認できます。
記録のある会期 4 / 市長の答弁 7件
新下町浦雨水調整池と浸水対策
町長は、台風19号で新下町浦の雨水調整池が満水となり下町城山地区を中心に床上浸水が発生したため、流入状況を検証して追加対策を検討する必要があると述べた。
皆さん、おはようございます。きょう、あしたの12月定例議会、よろしくお願い申し上げ ます。 ただいま佐々木敏雄議員の一般質問、新下町浦地内雨水調整池の検証と今後の対策についてということでござ いますが、今回の台風19号による降雨量は、質問者おっしゃったとおり、過去に例がないものでございます。大 きな被害を引き起こしました。異常な降雨量の結果として町内の至るところで土砂崩れや水路の氾濫、冠水が発 生し、多くの施設、住宅等が床上、床下浸水の被害を受けました。 新下町浦地内の雨水調整池自体も満水となりまして、下町城山地区を中心に多くの床上浸水等が発生したこと は、さらなる検討と対応が必要と考えております。 当日の雨水調整池の状況につきましては、第2都市下水路からの流入は、初期の段階では調整機能は果たして おりましたが、その後、JA営農センター前排水路の水が町道新下町浦北線を越水いたしまして一気に雨水調整 池に区域外流入したこと、また下町地区の雨水の多くは、北沢排水機場につながる中央排水路へ流下していくわ けでありますが、中央排水路も満水だったため流下能力が著しく低下いたしました。いずれも短時間に非常に多 くの降雨があったためであり、これにより通常の想定を著しく超える流入があり、短時間での満水を招いたもの と考えております。 しかしながら、調整池が推定2万5,000立方メートル以上の雨水を受けとめたことで被害の軽減や住民避難へ の時間を稼げた部分もございます。今後の対応については、今後の状況を踏まえて雨水調整池の機能強化を検討 してまいります。 内水の排除は、総合的な内水排除計画の見直しが必要となっておりますので、関係機関、団体と連絡をとり対 応を考えてまいりたいと思っております。以上でございます。
排水機場の安全確保と機能強化
町長は、台風時に操作室への浸水や土砂崩れでオペレーターが退去した排水機場があったと説明し、国の排水ポンプ車を要請した経緯を踏まえて関係機関と機能強化を検討すると述べた。
内水排水機場との指示伝達のあり方についてのご質問でございます。 町内の排水機場につきましては、土地改良区が管理しております。今回機場のオペレーターの指示系統につい ては問題はございませんでしたが、質問者おっしゃったように、機場の操作室への浸水あるいは土砂崩れ等が発 生し、オペレーターの生命に危険が生じたために改良区の指示により退去した機場があったと伺っております。 また、内水の浸水被害が拡大したことから、国土交通省の排水ポンプ車については、北上川下流河川事務所へ 涌谷出張所を経由して要請し、配備していただきました。今後、今回の台風状況を踏まえて排水機場の機能強化 等については、関係機関と検討してまいります。 いずれの排水機関場においても、排水、いわゆるオペレーターの方、機関士の方々は、指示があってもなおそ こに踏みとどまってぎりぎりいっぱいまで頑張っているのが、各排水機関場の実情であります。その点は私が改 良区の総代時代につぶさに検証しておりますが、今回、当時は私は役場の中にいたのでその状況は検証しており ませんけれども、今回もそのように最善を尽くしたとは聞いております。以上でございます。
台風19号の被害額
町長は、11月20日時点の台風19号被害額が総額6億3,904万円、うち町管理・所有分が4億2,883万5,000円に達し、住宅被害や災害廃棄物処理費などを加えるとさらに増える見込みだと報告した。
それでは、行政報告を申し上げます。 第1号令和元年台風第19号による豪雨被害状況についてでございます。 このことにつきましては、定例会10月会議において被害の状況等について報告いたしておりますが、今回11月 20日現在の被害額につきましてご報告を申し上げます。 お手元の資料にございますとおり、11月20日現在の被害額の総額は、6億3,904万円に上っております。その うち、町が管理及び所有する分につきましては4億2,883万5,000円となっております。この中には、住宅被害や 稲わら及び災害廃棄物の処理費用等は含まれておりませんので、今後、さらに被害額が増加する見込みでござい ます。 被害額の内訳でございますが、農地、農業施設、林道など農業関連が3億1,994万1,000円、道路被害が2億 3,281万8,000円、商工業関係が4,546万円、公共施設等が4,081万8,000円となっております。いずれも調査は継 続中でございますので、状況がわかり次第、逐次ご報告を申し上げたいと考えております。 今後も迅速な被害調査や早期の復旧、また被災された町民の皆様の支援に全力で対応してまいりますので、議 員の皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げ、台風19号についての報告とさせていただきます。
台風被災者の町税減免
町長は、台風19号の被災者について、納期未到来の令和元年度町税等を、人的・住宅被害の程度や前年収入の10分の3以上の減収などに応じて減免すると説明した。
議案第76号の提案の理由を申し上げます。 本案は、令和元年台風第19号により被災されました町税等の納税義務者に対し、令和元年度分の納税額を減免 いたそうとするものでございます。 主な内容といたしましては、災害発生時点で納期未到来分の町税等について、人的、または住宅に損害があっ た場合に損害の程度に応じて、また事業収入の減少額が前年における収入の10分の3以上である場合には、前年 の合計所得に応じて減免いたそうとするものでございます。 詳細につきましては、担当課長から説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。
台風19号の被害と復旧対応
町長は、台風19号により軽傷者1人、家屋損壊4棟、床上浸水103棟、床下浸水137棟、土砂災害76カ所の被害が生じ、罹災調査や災害廃棄物処理を急いでいると報告した。
この前の台風の際におきましては、議会におかれましては対策本部等、そして地域のそれ ぞれの安全確保にご尽力いただきまして、大変ありがとうございました。 それでは、令和元年台風第19号による豪雨被害状況等についてご報告を申し上げます。 日本全国で死者80名を超える甚大な被害をもたらした台風19号でございますが、本町におきましても、10月13 日0時30分に大雨特別警報が発令され、豪雨による被害状況につきましては、10月18日時点で、人的被害が軽傷 者1名、住家被害については、土砂崩れによる家屋の損壊が4棟、床上浸水が103棟、床下浸水137棟、また、土 砂災害については、町内全域で76カ所発生するなど、大きな爪跡を残したところでございます。現在、罹災調査 や災害廃棄物の処理などを迅速に進めるとともに、被災された町民の皆様の支援や1日も早い復旧に向け、職員 一丸となり全力で対応しているところでございますので、議員皆様のご協力をお願い申し上げ、台風19号につい ての報告とさせていただきます。 なお、被害状況の詳細につきましては総務課長から説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。
台風19号災害復旧補正予算
町長は、避難所対応、災害廃棄物処分、土砂撤去、道路橋梁復旧のため2億442万5,000円を増額し、一般会計総額を74億2,476万円とする補正予算を説明した。
議案第75号の提案の理由を申し上げます。 本案は、既定の予算額に歳入歳出それぞれ2億442万5,000円を増額し、総額を74億2,476万円にいたそうとす るものでございます。 補正の内容でございますが、このたびの台風19号の被害による災害救助及び災害復旧に係る予算を措置いたそ うとするものでございます。 -8- 民生費については、避難所を初め災害時の緊急的な対応に要する経費のほか、災害廃棄物の処分等に要する経 費を計上いたそうとするものでございます。 また、災害復旧費においては、応急的な土砂の撤去のほか、道路橋梁の復旧に要する経費を計上いたそうとす るものでございます。 今後も早期復旧に向け、復旧に係る工事費や支援に要する費用などが必要となりますことから、議員の皆様の ご理解、ご協力をお願い申し上げます。 なお、詳細につきましては担当課長から説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。
財政再建計画
町長は、令和元年度から令和5年度までの5年間で約11億円の財源不足を見込み、38項目で約13億円の効果を上げる財政再建計画を策定したと報告した。生み出した財源は財政調整基金、子どもの成長環境、町道などのインフラ整備に充てる方針も示した。
行政報告。涌谷町財政再建計画についてご報告申し上げます。 本町においては、今年度当初予算編成時に財政状況を推計したところ、数年後には財政調整基金が枯渇し、財 源不足に陥る可能性があることから、1月30日に財政非常事態宣言を発令した後、私が町長就任後の5月末に は財政再建策の基本方針となる「涌谷町財政再建大綱」を策定し、財政再建に取り組むこととしておりました が、今回再建に係る具体策としての涌谷町財政再建計画を9月25日の財政再建対策本部会議で策定いたしまし たので、ご報告申し上げます。 今回の策定計画に当たり、改めて財政予測を行った結果、令和元年度から令和5年度までの5年間で約11億円 の財源不足が予測され、その問題を解消する具体策として38項目からなる計画を策定し、その効果額を約13億 円と見込んだものとなっております。 本計画は、財政状況を健全化させることを第一義としておりますが、真に持続可能な町の実現には人材育成、 固定概念からの脱却とチャレンジ精神の醸成、協働のまちづくりの推進が必要であることから同時に取り組む とともに、計画を実行しつつ、計画の期間中であっても随時見直しを図るとともに、計画に記載していない項 目であっても今後の涌谷町に必要なものについては積極的に検討し、財政再建への取り組みを加速させてまい りたいと考えております。 また、町民説明会等で再建の後の光の部分を見せてほしいとのお話をいただいたことから、財政効果額で生ま れた財源については、災害時等に十分対応できるよう財政調整基金の確保を図ること、子供たちが伸び伸びと 成長できる環境の整備に努めること、私が常々考えている日常生活に必要不可欠な町道の整備等、インフラ整 備に努めることを計画の最後に盛り込みました。 いよいよこれからが計画を実行していく本番となるわけですが、計画の確実な実行を図り、財政再建をなし遂 げるためにも議員各位のさらなるご理解とご協力をお願い申し上げ、涌谷町財政再建計画策定のご報告とさせ ていただきます。よろしくお願いします。
出典:地方議会の議事録解析(shigikai.47story.jp ↗)。要約は議事録原文をもとに作成し、引用部分は原文ママです。各会期のリンク先は自治体公式の議事録です。
National Comparison全国平均との差
生活基盤が全国平均より多めです。公約数だけでなく、分野の偏りで見ます。
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