固定資産税の引き下げ
町民の負担軽減策として固定資産税の引き下げを公約に掲げた。
全国1,741自治体の公約を、人口・財政・交通・医療・観光・老朽化といった地域課題として整理。自分の街を入れて、全国と比べてみてください。
全国のほぼすべての自治体で、選挙公報・本人マニフェスト・施政方針など、公約そのものが分かる公式情報を確認しました。確認が追いついていない自治体だけ「要検証」と表示しています。
都道府県を選ぶと、その県の自治体を一覧できます。気になる自治体を開くと、市長・町長・村長の公約と出典を確認できます。(数字は収録自治体数)
岩手県
町長 高橋文浩 / 公約 6件
この街の特徴 · 全国平均との比較
全国平均 8% に対して 20%(全国比 +12%)
岩手県南部の金ケ崎町は、製造品出荷額が北東北で1位という産業力を持つ一方、人口減少が課題となっている。2026年3月の町長選で初当選したのが高橋文浩町長だ。1987年に町職員となり、商工観光課長や企画財政課長を歴任した後、農業に転じた地元出身の人物である。「金ケ崎を変える 金ケ崎を進める」を掲げ、固定資産税の引き下げ、保育料の完全無償化、屋内全天候型遊び場の誘致を公約の柱とした。
Profile市長の横顔
Pledges公約 6件
選挙公報・本人マニフェスト・施政方針などの一次情報で確認。各項目の「出典を見る」から原文を確認できます。
町民の負担軽減策として固定資産税の引き下げを公約に掲げた。
子育て支援策として保育料の完全無償化の実施を掲げた。
子どもや家族が利用できる屋内全天候型の遊び場や体験施設の誘致を掲げた。
産業力を町民の幸せに行き渡らせるとして、農業・工業・商業のバランスのとれた産業育成を進めるとした。
「金ケ崎を変える 金ケ崎を進める」を掲げ、これまでの町政の路線転換を訴えた。
第十一次総合計画で、防災力を高め安全・安心な生活環境を確保し、恵まれた自然環境への配慮など、人と環境にやさしいまちづくりを進めるとしている。
Council議会での発言記録
現在の任期(2024-04-01以降)に市長が議会で答弁した内容を、テーマ別に要約し議事録の原文引用とあわせて掲載しています。公約の達成度を評価するものではありません。市長が「何について何と語ったか」という事実を示し、判断は読者に委ねます。各会期のリンクから自治体公式の議事録原文を確認できます。
記録のある会期 3 / 市長の答弁 14件
下水道料金改定と物価高交付金
町長は、下水道料金は従来計画の15%ずつ計30%引上げを避けようとしたが、県負担金増額が町で制御できず13%改定を提案したと説明し、臨時交付金は物価高支援全体の中で下水道負担軽減も選択肢から除外しないと述べた。
まず、下水道、今回の料金改定につきましては、従来の計画であった令和5年、令和8年それぞれ15%、合わせて30%というそもそもの計画でございましたが、これを経営の努力であるとかを含めて何とか回避しようということで取り組んできたところでございますが、何としても県に納める負担金の増額というものは、こちらのコントロールできるものではなくて、これが今年度から既に値上げされているという状況の中で、大変苦しい選択でしたけれども、今般13%値上げの提案をさせていただいているというものでございまして、これは一時的なものではなくて、経営構造上避けられないというふうに考えているものでございます。
書かない窓口の検討
町長は、書かない窓口は高齢者や外国人などの負担軽減、窓口混雑の解消、記入ミスや入力ミスの減少につながる可能性があるが、システム構築、紙と電子の統合、コスト、人材面を全庁的に検討する必要があると述べた。
導入には、情報入力を効率化するシステムの構築、電子データと紙の運用を統合する仕組みが必要であり、また住民と行政双方の利便性と運営効率の向上の観点から、技術面、コスト面、人材面における課題など、全庁的な検討が必要と考えております。2点目の住民サービス向上の観点からについてのご質問にお答えをいたします。現在の窓口対応では、申請書類や必要事項の記入に多くの時間を要することがありますが、書かない窓口を導入することで、高齢者や外国人、書類作成に不慣れな方もスムーズに行政サービスを利用することが可能になると考えております。
オストメイト対応トイレと避難所配慮
町長は、オストメイト対応トイレを役場庁舎、金ケ崎診療所、中央生涯教育センター、金ケ崎駅、指定避難所の金ケ崎中学校に設置しており、施設改修時も必要に応じた対応設備を検討すると説明した。
町が管理する施設のオストメイト対応トイレにつきましては、役場庁舎に1台、金ケ崎診療所に1台、中央生涯教育センターに1台、金ケ崎駅に2台、指定避難所である金ケ崎中学校に1台設置をいたしている状況でございます。オストメイトの方々が公共施設を安心して利用できる環境を整えることは、重要な課題であると認識しているところであり、施設の新設や改修に際しては、ユニバーサルデザインの導入やバリアフリー化を進める中で、必要に応じた対応設備の設置を検討してまいりたいと考えております。
胃内視鏡検査導入の課題
町長は、住民検診で胃内視鏡検査を行うには運営委員会、検査医認定、研修、読影体制、別医師によるダブルチェックが必要で、町内の医療資源や検査枠を踏まえると現行の胃部エックス線検査が適当だと説明した。
胃内視鏡検査を住民検診として実施する場合には、検査の精度管理が求められるところでございます。胃内視鏡検査を実施、運営するためには、胃内視鏡検査運営委員会を設置し、実施方法、検査医師の認定、検査医や看護師等への研修会の開催、検査画像を確認する読影業務体制の整備等が条件とされております。また、読影は検査医のほか、別の医師によるダブルチェックの体制の確保も必要になります。
熊捕獲わなと緊急銃猟マニュアル
町長は、熊捕獲わなは今年度3基追加して合計11基となり不足はないとし、緊急銃猟では町マニュアルを作成中で、近隣市町、警察、猟友会と訓練実施を協議すると述べた。
4点目の捕獲用の箱わなは十分かとのご質問にお答えをいたします。現在熊の捕獲わなについては、町猟友会が所有しており、わなの数は今年度において3基を追加して、合計11基となっております。わなの数については、町と猟友会で協議しており、不足はないと考えている状況でございます。
大規模工業用地と税財源確保
町長は、製造品出荷額が7,500億円を超え、岩手県第1位、東北第3位となっているとし、約45ヘクタールの官民連携による工業用地開発を進め、固定資産税などの安定財源確保につなげる考えを示した。
最新の統計によれば、製造品出荷額については、過去最高の7,500億円を超え、岩手県では第1位、東北でも宮城県仙台市、福島県いわき市に次いで第3位となっている実績でございます。さらには、県南地域の企業進出、事業拡大が加速化している中、今こそ未来に向かってさらなる種まきをする必要がある、その思いで、町といたしましては半世紀ぶりとなる新たな大規模工業用地の確保に取り組んでまいったところでございます。現在官民連携による工業用地開発事業として約45ヘクタールの開発を具体化し、鋭意推進をいたしているところでございます。
金ケ崎高校再編への対応
町長は、金ケ崎高校と水沢高校の統合案について、9月24日に県教育委員会教育長へ撤回要望を行ったが、11月17日の修正案に反映されず、今後は町の子どもと保護者が望む高校進学の実現を願うと述べた。
第3期県立高等学校再編計画(当初案)に示されている令和10年度の金ケ崎高校と水沢高校の統合につきましては、9月24日に岩手県教育委員会教育長に対して、撤回をいただくよう要望書を提出し、意見交換を行ったところでございます。その際には、当町において、9月10日に行った関係者との意見交換において、金ケ崎高校の入学者数を確保するには、今まで以上に学校の魅力が必要であるとの認識が示されたことも併せて申し伝えたところでございます。残念ながら、11月17日に示された第3期県立高等学校再編計画(修正案)においては、要望した内容は反映されておらず、大変残念に感じております。
避難所と福祉避難所の整備
町長は、一次・二次避難所を15施設指定し、県立農業大学校も追加予定だと説明した。避難所備品では気化式冷風機、簡易トイレ、車椅子トイレ、手洗いユニット、防災倉庫、プラグインハイブリッド車を順次導入すると述べた。
1点目の指定避難所については、大規模災害に備え、昨年度までに金ケ崎中学校と金ケ崎高等学校を追加し、現在では一次避難所、二次避難所合わせて15の施設を指定しているところでございます。さらに、今年度は、県立農業大学校を追加で指定することとして進めているところでございます。また、避難所へ備える備品につきましては、令和6年度新しい地方経済・生活環境創生交付金の地域防災緊急整備事業を活用し、夏場の暑さ対策としてエアコン設備のない全ての避難所へ気化式冷風機を整備するとともに、断水時や水洗トイレが利用できなくなった避難施設で利用する簡易トイレや車椅子トイレ、循環式手洗いユニットのほか、購入した機材を保管する防災倉庫、さらに停電時に携帯電話などの充電ができるプラグインハイブリッド車などを順次導入していくこととしているところでございます。
かねがさきInfoによる情報伝達
町長は、防災行政無線が大雨や暴風時に聞こえにくい課題を踏まえ、スマートフォン向け情報発信アプリ「かねがさきInfo」を3月から運用し、11月10日時点で2,629名が登録していると報告した。
町からの情報伝達の方法といたしましては、防災行政無線、奥州エフエム、一斉メール配信、消防団による広報活動などにより対応をしてきたところでございます。防災行政無線については、屋外スピーカーにより情報を伝達するため、大雨や暴風の際には聞こえないなどの課題もあったところでございます。このような状況を受け、町といたしましては、現在多くの方が所有するスマートフォンを活用して情報を発信するアプリを導入することといたしております。また、このアプリを防災だけではなく、町からの各種支援やイベント情報など、住民のライフステージに合わせて情報を受け取れるようにし、今年の3月からかねがさきInfoの運用として開始をしているところでございます。令和7年11月10日時点で2,629名の方に登録をいただいている状況でございます。
熊出没時の情報共有と捕獲体制
町長は、熊の目撃時には職員が現場確認と注意喚起を行い、かねがさきInfo、猟友会、教育機関、警察、奥州エフエムへ情報共有すると説明した。頻発箇所では猟友会と協力して捕獲活動も行う体制だと述べた。
熊につきましては、熊の目撃情報等があった場合、住民への被害防止を最優先とし、職員が目撃のあった場所に速やかに向かい、パトロール車による注意喚起を行っております。さらに、その目撃情報をかねがさきInfoにより通知するとともに、町の猟友会、教育関係機関、警察、奥州エフエム等の関係機関に連絡し、情報の共有化を図っているところでございます。また、熊の出没が頻発する場所においては、出没場所の状況を確認しながら、町猟友会と協力し、必要に応じ捕獲活動を行う体制を取っております。
道路橋と町道の老朽化対応
町長は、認定町道739路線、橋171橋について、交通量や5年ごとの点検結果で優先順位を決めて補修し、財政や人口減少を踏まえて通行止め、廃止、撤去も必要になるとの考えを示した。
令和7年3月31日時点における認定町道は739路線あり、延長が533.9メートルとなっております。また、その町道に架かっている橋は171橋ございまして、延長は2.8キロメートルとなっております。認定町道については、交通量が多い路線を優先的に舗装表面の補修を進めております。交通量の少ない路線については、直営の道路作業員による部分的な補修で対応をしている状況にございます。道路橋については、5年に1回の頻度で点検を実施しており、その点検結果を踏まえながら、緊急性、橋の規模、利用状況から優先順位を決め、計画的に補修を行っている状況にあります。
公園施設の更新と再編
町長は、町管理公園45か所の中には昭和48年設置の古い公園もあり、遊具やベンチの老朽化が進むため、点検と更新・撤去を続けつつ、地域の実情や利用実績に応じて集約化や再編も検討すると述べた。
現在町が管理している公園は、45か所となっております。設置年度は、古いところで昭和48年となっており、遊具やベンチ等の公園施設の老朽化に伴い、修繕、更新等が必要な公園も少なくない状況となっております。町としては、毎年度専門業者による公園施設の点検を行い、破損や老朽化の程度により予算の範囲内で更新、撤去を実施いたしております。また、各地域の自治会の皆様に公園の管理、清掃業務を委託し、町民の皆様が安心、快適に公園を利用できるようご協力をいただいているところでございます。
企業誘致と定住促進
町長は、岩手中部工業団地を含む町内従業者が約6,500人で増加傾向にあり、自動車・半導体関連の進出や事業拡大の受皿として新たな工業団地整備を進め、若者が戻れる仕事と住まいを整えると述べた。
当町の人口は、減少しているところではありますが、企業の進出、事業拡大に伴う人口の社会増により、県内市町村と比較すると、穏やかな減少傾向にあると認識をしております。これに対して、岩手中部工業団地を含む町内従業者数は約6,500人と言われており、近年増加傾向にございます。当町を含む県南地域においては、自動車、半導体関連産業を中心とする企業の進出、事業拡大の動きが活発化しており、今後ますます加速するよう支援をしてまいりたいと考えているところでございます。このような状況を受け、さらなる企業進出、事業拡大の受皿として、現在新たな工業団地の整備を推進いたしているところでございます。
熊対策における国県の役割
町長は、市町村長に緊急銃猟権限を与えるだけでは解決にならず、猟友会だけに人的被害防止を担わせるのは不安だとして、県や国の組織が前面に出る体制を町村会を通じて求める考えを述べた。
現状からして、猟友会と町との協力関係はさらにしっかりとしたものに、必要な機材等についてはそろえていきたいというふうに思っておりますが、私はなおやっぱり県の組織、国の組織がもっと前面に出て、少なくとも秋田県知事が自衛隊の出動を要請して、自衛隊は手ぶらで来て、自衛隊の活動を守るのが猟友会の責務だというようなことが普通に考えられるというのは、どうしても私には理解ができないので、そういったことについては町村会等を通じてしっかりと訴えていきたいというふうに思っておりますし、岩手県の町村会は、今お話ししたように、猟友会だけが熊の人的被害を防止する組織だというような捉え方では、それは困ると。やっぱりしっかりと県、国の組織を総動員して当たってほしいということは、岩手県の町村会として緊急要望という形で県や国に出させていただいており、これは引き続き要望してまいりたいというふうに思っております。
出典:地方議会の議事録解析(shigikai.47story.jp ↗)。要約は議事録原文をもとに作成し、引用部分は原文ママです。各会期のリンク先は自治体公式の議事録です。
National Comparison全国平均との差
財政・施設が全国平均より多めです。公約数だけでなく、分野の偏りで見ます。
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市長・町長・村長の公約と、その出典・進捗を一覧で確認できます。
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